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みなさん
いつも応援ありがとうございます。インコさんです。
自分は2022年にパーキンソン病と診断され、現在治療中です。
診断結果を受けて頭に浮かんだのは
「いくらなんでも早いだろ」
「早く見つかってよかったな」
というふたつの言葉でした。
実際、40代での発症は早い方であり、早い分だけ薬や治療法など、医学の恩恵にあずかれるようです。
左右差があり、動作に症状が出る病気なので
(自分は右に出ています。人前で力を入れて喋ると右手が震えます。パッと歩く際に足が少しつっかかることがあります)
仕事上、できることとできなくなったことを並べてみましたが
*できる
・スタンダップコメディ……現状声に症状は出ておりません
・絵を描く……利き腕に症状はありますが、ペンタブレットは問題なく使えています
*できない
・激しいダンス……元からできない
・楽器の演奏……元からしてない
・車の運転……免許がない
できないがわずかに勝っていますが、大丈夫です。
いや、本当に大丈夫なのか……との気持ちがあるのは自分も一緒です。
舞台や放送など、人と関わるという仕事柄、こうした発表が活動の範囲を狭めてしまわないか考えましたし
現状みなさんにもご心配をおかけしているわけですし。
ただ、そんな中にあっても家族や「実弾生活」「おはようインコさん」をはじめとした
自分と関わってくれる関係者のありがたいサポートを受けたことで、色々とプラスに考えることができました。
演劇や映像など、自分の現状を知った上で仕事を頼んでいただける方もいます。
もちろん進行性の病気なので「今の自分」をより定期的に見てもらう必要がありますので
自分の病気を隠すより、当事者としてできることを発信してゆきたいという考えにつながりました。
それに、人狼ゲームをやっていて「インコさんはあやしいと思います。だって手が震えているから」と言われたとき「あ、これ隠しててもしょうがないな」と思ったというのもあります。
楽しいことを考え、実行に移す自分の活動は、この病気の治療にとってとてもいいことのようです。
これからもみなさんが喜んでもらえるような楽しいことをしてゆきますので、
よろしくおねがいします。
2023年1月5日 インコさん(リタ・ジェイ)
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